コンテンツのすきま

ゲームを中心とした雑多な雑記ブログです。すきまからお送ります。

【あの頃に戻りたい】昔のメイプルストーリーの思い出&エミュ鯖ご紹介


「タイトル」メイプルストーリーBGM1

メイプルストーリー』(MapleStory메이플스토리)は、ネクソンが運営するMMORPG。主に「メイプル」、「メイポ」、「めいぽ」などと呼ばれることが多い。

韓国のオンラインゲームで、日本では クローズドβ、オープンβテスト期間を経て、2003年12月3日に正式運営が開始された。

(ウィキペディアWikipedia))

 

2004年、 僕がまだ小学生だったころ。

僕はメイプルストーリーというゲームにかなりお熱でした。

 

 

当時はまだサービス開始後間もなく、新大陸「オシリア」、ギルドシステム、ジャクムなど、メイプルの基盤となる部分がまだ発展途上の時代でした。

 

その時代のMMOは、いわゆる「クリックゲー」と呼ばれている、マウスを使って敵をクリックして攻撃し、キーボードでスキルやアイテムの仕様を補うというスタイルがメジャーでした。

 

それに対して、メイプルストーリーは横スクロールのアクションタイプ。チャット以外はコントローラで完結できるということもあり、家庭用ゲーム機に慣れ親しんだ学生の支持を集め、多くのユーザーをひきつけました。

 

しかし、珍しいスタイルのMMOではあったものの、ゲームシステムとしてはやはり単純。

 

スーパーマリオに例えると、何時間も、無限沸きのクリボーを、ステージを往復しながらファイヤボールで倒しているような感じです (;^ω^)

 

お世辞にも、それ単体で優れたゲームとはいいがたい。

 

ですが、20年近くたった今でも、僕の思い出には強く、強く残りつづけています。

 

あの時代のメイプルの魅力って、何だったんだろう?

 

当時の思い出とともに、振り返ってみました。

 

 

昔のメイプルストーリーの魅力

BGMが最高


MapleStory (2006 GMS) 2-Hour Music Compilation

BGMがすごく良い、と感じてしまうのは、僕の思い出補正のせいでしょうか?

今初めて聞いた人がどういう感想を持たれるのか、ちょっと興味がありますね (;'∀')

 

 


[MapleStory BGM] Ellinia: Missing You

ちなみに、僕がめっちゃ好きなBGMは、エリニアの木のダンジョンで流れている「Missing You」という曲です。

 

よく、夏休みの早朝に起きて、木のダンジョンで狩りをしていたのを覚えています。

PCの前に窓があったのですが、その窓を開けたときの、草や土が湿ったような、夏の朝の匂いがすごくさわやかで、幸福感を覚えたことをよく覚えています。

しばらくするとフレンドがログインしてきて、また新しいめいぽライフが始まる…

 

最高の1日が今日も始まる。って確信してましたね。あの時は。

 

f:id:sonodakou:20210123203136j:plain

なんと、当時のスクショがありました。

僕の感受性の豊かさを「ワロス」で一蹴した彼とは、実は今も友人。

 

レベルが全然上がらない!(けど、いいことがたくさんある)

 

昔のメイプルはやばいくらいにレベルが上がりません。

 

どのくらい上がらないかというと、丸1日かけて2レベル上がれば「廃人*1だね ^^」と身内で煽られるレベルでした。

 

 

「レベルが上がらない」のが、昔のメイプルではあたりまえ。

 

レベルが上がるのが遅いと、ゲームの時間の流れは遅くなります。

このことが、僕らにレベルを上げること以外の楽しみを与えてくれていたんじゃないかって思います。

 

f:id:sonodakou:20210123210622j:plain

レベル上がったらとりあえずスクショ撮って記録するよね。

 

ゲームがない時代、子供たちはみんなで集まって、鬼ごっことか缶蹴りとか、新しい遊びを生み出して、工夫して楽しんでたわけじゃないですか。

 

狩り以外でも、みんなが工夫して楽しくプレイして、ゲームの雰囲気を作っていた。それが当時のメイプルだったように思います。

 

ゲームの中といえど、とても人間らしくて、幸せな時間だったなーって思います。

 

 

コミュニケーションが楽しい

狩りが面倒だったら、みんなで駄弁ればいいじゃない。

 

フレンドが集まると、コミュニケーションが生まれます。

 

メイプルはアクションゲームゆえにコミュニケーションの幅が広くて、それがすごく楽しかったなと思います。

 

やたらと顔3してみたり、変な装備を着たり、無駄に脱いでみたり、強敵に無理やり特攻して墓ドロしてみたり…

 

そうやってフレンド同士でふざけあう文化が、本当に楽しかったんですよね。

 

f:id:sonodakou:20210124170339j:plain

裸の男に詰め寄られたら、つっこまざるを得ない(自分も裸)

f:id:sonodakou:20210124171631p:plain

エモーションも豊富で、遊び心にあふれている

f:id:sonodakou:20210124170922p:plain

友人にアイテムを見せつけられるの図。

f:id:sonodakou:20210124165410j:plain

船の移動時間中に、見知らぬ人と五目並べ大会が始まったり。

f:id:sonodakou:20210124171832p:plain

北島康介の「チョー気持ちいい」の時事ネタ。

「赤い鞭」という武器での女王様プレイは鉄板。

f:id:sonodakou:20210124172650p:plain

「忍耐」というガチのアクション。激ムズイ。

 

f:id:sonodakou:20210124172305p:plain

ブログもたくさんあって、ライターさんはもはや芸能人みたいな扱い。

「いつもブログ読んでます!」なんて声をかけてみたり。

 

キャラへの愛着が半端ない

まず、1レベル上げたときの達成感が今のゲームとは全然違いました。

 

数時間かけてやっと1レベル上がる。1レベルあがると、パラメータとスキルレベルがちょっとだけ上がってちょっとだけ強くなる。その繰り返しです。

 

そんな自キャラは、大変な時間と労力を注ぎ込んだ、自分の分身なわけです。

 

もはや、宝物ですよね。

 

f:id:sonodakou:20210124173118p:plain

何日もかけてやっと達成する70レベル。

「今から転職する」なんて友達チャットで発言すれば、

フレンドが駆けつけて応援してくれたりしたものです。

 

たかがオンラインゲームだけど、メイプルは自分の居場所の一つだった

 

メイプルは学校以外のもう一つの自分の居場所でした。

 

普段は触れ合うことのない年上の友達に、PCのこと、ネットのこと、音楽のこと、ちょっとエロいことなど、いろいろ教えてもらえる刺激的な場所でした。

 

 

 

場所といえば、誰もが思い出に残っているマップがあるんじゃないでしょうか。

 

僕の思い出の場所は、カニングシティーの工房。

 

カニングのあのちょっと悪ぶったBGMを聞くだけで、「これから集会が始まる!」なんてワクワクした時代を思い出します。ああ、あの頃に戻りたい…

 

あなたの思い出の場所は何ですか?

 

 

f:id:sonodakou:20210124174033p:plain

ギルドの集会場。毎月何曜日かの夜8時には、みんなで集会をしていました。

f:id:sonodakou:20210123222125p:plain

当時のギルドの記念撮影。

皆が世界のどこかで暮らしてることを思い、ちょっとノスタルジー

あの頃に戻りたい、そんなあなたに「MapleRoyals」

「懐かしい」「もう一度やってみたいな」なんてちょっと思う人もいるんじゃないでしょうか。

 

かくいう僕がそうでした。いい大人になっても、たまにめいぽをやりたくなります。

 

今のメイプルも絶賛サービス継続中ですが、職業は多すぎるわ、火力はバカ高いわ、レベルは一瞬で100になるわと、昔のメイプルとは大違いでもはや別物。

 

「俺がやりたいのは昔のメイプルなんだ!」

 

そういう方におすすめなのが「MapleRoyals」です。

 

海外の有志の方が運営しているサービスで、海賊が実装されたあたりのメイプルを再現しています。

 

経験値・メルドロップにほどよい倍率がかかっていて、「ほどよくマゾく、でも楽すぎない」調整がされていて、思い出も守りつつ、遊びやすくなっています。

 

全世界から、2021年の今でもだいたい2000人の人が常時接続しており、エミュ鯖にありがちな「人不足」もありません。

 

 また、公式イベントも定期的に行われているので、時間が止まった世界で遊ぶような虚しさは軽減されています。 

 

当時プレイしていた世界中の人たちが集まっているので、同士を求めている方はプレイしてみては。

 

あの時の仲間たちがMapleRoyalsで待ってますよ。

 

 

*1:私生活を犠牲にしてレベル上げしている人の意